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今回は20×20フィートサイズなので 10tトラック1車で満載に程度の資材の料です。
屋根トラス・パネル材2梱包・壁下見張り材・2×4材・窓冊子・扉・オーバースライダー・その他副資材
荷降ろしをするさいこれらの資材を一旦置く場所が必要と成ります セルフビルドの計画にこれらの場所確保を忘れない様に |
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基礎は有筋コンクリートの布基礎がお奨めです。
平屋のガレージなので、基礎ブロック等を使用する簡易基礎でも強度的には問題は有りませんが、地場の軟弱な場所には基礎ブロックでの基礎は不向きと成りますのでご注意ください。
基礎は可能な限り専門の基礎工事業者様に依頼をされることをお奨めしますが、自分でトライして見るものセルフビルドの醍醐味かもしれませんね。
基礎が完成しいよいよビルドに取り掛かるのですが、先ずは基礎が図面とおり出来ているか四方の面と角が直角に成っているかをきちんと墨を打って確認する必要があります。もし基礎が直角に出来ておらず、ひし形に成っていると大変な事に成るからです。 |
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さて いよいよ建物の要基礎と土台の接合です基礎に示した墨に沿って土台を載せボルトを締めてゆきます。土台と基礎の間には湿気を防ぐ防水フィルムを敷きます。土台が腐ったりしない様にする為ですね。アンカーボルトはしっかり締め付けましょう。 |
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次の行程は壁パネルを建てて行きます。2×4のガレージなので画像の様に既に1枚のパネル上に成っているので1角から順に立てお越しをして行きます。
パネルと土台、パネルとパネルは約10cmの釘で接合して行きます(接合する物と物の厚み分の長さ 又は接合する物厚みの2倍以上の長さの 釘、ビスで接合します)
最初から全て釘を打ち込んだりせずに仮打ちをして、パネルの建て起こし、地面と垂直に成っているか、また土台と平行に並んでいるかを確認してから本打ちをして行くといいと思います。
全てのパネルを建ててからもう一度パネルとパネルの接合、壁が地面と垂直か等を確認し、もし若干の狂いが有る場合は仮筋交いや添木をして補修して下さい。 |
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次に屋根の下地トラス(合掌)を組んで行きます。トラスは工場で組み立てられ、認定番号を取得した物なので安心です。
一番奥の妻側の三角壁に習って順次載せて行きます。部材の中に面戸が有りますので、その部材に合わせたピッチで乗せていきます。倒れない様にトラスの棟(三角の一番上)近くで、振れ止めの仮板を打って繋いでおくと安全ですし、施工がし易いと思います。
トラスが乗ったら壁とトラスを繋ぐ金物で繋ぎ止めてゆきますこの金物を取り付け忘れると、台風の時に屋根だけが飛んで行く事にも成りかねないので忘れずにしっかと釘を打ち取り付けましょう。 |
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開口部分・シャッターの取り付け部分とも成る梁材の補強です。梁は何枚もの2×4部材が積層された集成の貼りと成っていますので、強度は十分に有りますが、更に三角壁の部分と金物で吊り補強をします。画像の様に何本もの補強金物が取り付けられます。 |
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トラスが倒れない様にトラスとトラスを筋交いで繋ぎます(空に向いて取り付ける筋交いなので雲筋交いと言います)
屋根がひし形に成らない様に屋根の下地、壁の頂上で4隅に(右側の写真)90度と45度の2等辺三角形に成る様に屋根筋交いを取り付けます。 |
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屋根下地のトラスをしっかりと補強して組み付けたら屋根板を貼ります。
写真中央付近、外壁の角・土台と壁の補強L金物を取り付けます。平面の壁の部分や建具や窓の枠の下部分にも壁と土台を繋ぐ補強I型金物を取り付けます。これで建物の組みつけは完了です。 |
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サッシは外側アルミ、内側木製・ガラスは合わせガラスの上下上げ下げタイプ。 扉は木製框建具で表面はアルミ板でプレス加工されているので丈夫です。 |
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レッドシーダーの無垢板の下見貼りです。
施工は下から順に1cm〜2cm程度重ね合わせて貼り付けてゆきます。
下見張りは雨や湿気を板の伸縮で加減が出来て漏水や適度な除湿も自然に行われます。 |
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アスファルトシングル屋根葺き・砂をアスファルトで固めたシートタイプの屋根材です。柔らかいので上に乗っても割れたりはしません。また、原料がアスファルトなので昼の温度で柔らかくなり隙間を埋めて行くので、雨漏りの心配も無くセルフビルドとしては非常に簡単に施工出来る屋根材です。 |
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レッドシーダーのパネルとピーラ(松)の框建具のスライダーです。
スチールシャッターとは風合いも断然違い素材感も十分に楽しめるシャッターです。
取り付けも比較的容易に出来る形状と成っており、框建具の両側に後付けのゴマ(タイヤ)が取り付けられ、レールの中を走る構造なので、開閉も静かです。 |
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コードレスリモコンで開閉が出来るオートオープナー。1本のレールをガイドが走るだけの簡単な構造なので、取り付けも以外と簡単に出来ます。 |
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安全センサー・シャッターの下にお子様や物があると感知しシャッターが止まります。小さなお子様がシャッターに挟まれたり、愛犬が挟まれたりしないので安心です。 |
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外装の塗料は、OP(オイルペイント)等は使用せず、ステイン材等のような着色防腐剤形塗料がお奨めです。
下見張りの板は、板の伸縮で除湿等を行うので通気性のある塗料が良い訳です。
このガレージは、オリンピック製の半透明の着色塗料を使用しました。その他、オスモワックス等もお奨めです。 |
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